About

科学技術振興機構 ムーンショット型研究開発事業
目標1「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」
研究開発プロジェクト
「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」

Project
Cybernetic being

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人々が自身の能力を最大限に発揮し、多様な人々の多彩な技能や経験を共有できるサイバネティック・アバター技術を開発します。技能や経験を相互に利活用する場合の制度的・倫理的課題を考慮して、人と社会に調和した、身体的な技能や経験を流通する社会基盤を構築します。
2050年には、この流通が人と人との新たな身体的共創を生み出し、サイバネティック・アバターを通じて誰もが自在な活動や挑戦を行える社会を実現します。

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サイバネティック・アバターという
「もうひとつの身体」を通じて
豊かな人生を送れる未来社会へ

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Project Cybernetic being では、人々がサイバネティック・アバターを通じて、多様な経験と多彩な技能を自在に流通・享受し、誰もが生まれながらの身体の制約を超えて豊かな人生経験を得られるような未来社会を目指します。

「サイバネティック・アバター」(= Cybernetic Avatar, 以下CA)とは、人間の分身となるだけでなく、人の身体能力、認知能力、および知覚能力を拡張するロボットアバターや3Dアバターを包括する概念です。

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多様な人々の経験や技能を
CAを通じて流通・活用することで
「身体的共創」を実現する

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誰もがCAという「もう1つの身体」を獲得し、自らの生まれ持った身体の制約を超えて様々な状況や環境に対応して生活できる社会を実現するために、本プロジェクトでは「身体的共創」、すなわちCAという新たな身体の上で人と人が協力して新たな経験や技能を創り上げていくための基盤技術を確立します。

人々の技能や経験がCAを通じてデジタル情報として流通する社会に必要な制度的・倫理的課題を検討し、CAが人にもたらす脳科学的・認知科学的な変容を明らかにしながら、人々がCAを通じて多様な人の多彩な経験や技能を組み合わせて状況や環境に応じた最適な身体をデザインするための方法論を構築します。

これらの研究活動を通じて、様々な身体性や社会的背景を有する人々が、自らのライフスタイルに応じて、仕事、学習、技の伝承、芸術活動、エンターテインメントやスポーツ競技などの表現・創作活動に挑戦できる未来を創造します。

Groups

0から1を生み出すための研究と社会との連携体制

Project Cybernetic being は、CAによる身体的共創を実現するための研究開発を基盤に、研究者、事業者、当事者、生活者といった多様な人々との共創によって未来社会の実現を目指しています。

情報工学、ロボット工学、認知科学、脳科学、法学、デザインなど幅広い領域の研究者と、実社会の現場で事業に取り組む企業・スタートアップのメンバーが集い、基礎研究や技術開発にとどまらない、社会実装を前提とした研究活動を実践します。

産学共創のコンソーシアムや地域コミュニティとの連携を通じた意見交換と課題発見の場の創出、当事者や企業との連携・共同研究など、創造的なコミュニティ形成を実施していきます。

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認知拡張研究グループ Cognitive Augmentation

身体性と社会性の認知的拡張技術

状況や環境に応じて自分の可能性を自在に引き出せる身体

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身体と社会的能力、身体とこころの相互作用を解き明かし、状況に応じてCAの身体性を適切に変化させることで、CAを使用する人の持つ能力を本来以上に引き出す技術を開発します。

経験共有研究グループ Parallel Agency

経験の並列化と融合的認知行動技術

自分の身体経験を並列化して異なる時空間を同時に知覚し行動できる身体

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ひとりが1つの身体を持つ前提を超えて、ひとりが複数のCAを通じて並列的な身体経験を得るために、複数身体の主体感と⾃⼰連続性、感覚の融合的知覚を通じて、複数CA間の流動的なトランジションを可能にする融合認知行動技術を開発します。

技能融合研究グループ Collective Ability

身体技能の多様性融合技術

自分と他者の技能を融合して個人の能力を超えられる身体

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複数人がCAに同時接続し、互いの感覚と運動を共有しながら行動することで、身体の多様性を包摂して他者の技能を自分の身体に取り込みます。 このような技能のデジタル化と融合により、CAを通じて個々人の能力を超えた高度な技能を発揮できる技術を開発します。

CA基盤研究グループ CA-cloud Platform

身体的共創を生み出すCA基盤の構築

人とCAとを双方向接続する経験と技能のデジタルツイン・クラウド

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Group 1, 2, 3 で開発された身体的共創のコア技術を統合し、多様な人と多数のCAとを常時双⽅向接続する「CAクラウド」を構築します。 人とCAの⾝体感覚を双⽅向に記録・共有することで、サイバー・フィジカルな空間における人の経験や技能の流通・融合・利活用を実現します。

社会共創研究グループ Social Co-creation

多様性と包摂性を拡大するCA社会の共創的デザイン

CAで障碍や社会課題を克服しWell-beingなライフスタイルをつくる

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⽣まれ持った⾝体の個⼈差に依らず、個々の能⼒を最大限に発揮し、⾝体・空間・社会的な制約を超えて活動できるCA社会の実現に向けた共創を実践します。障碍・高齢化など様々な社会課題の当事者との共創を通じて、CAがもたらす未来の暮らし・働き・学び・楽しみを具現化します。

社会システム研究グループ Social System Design

CA社会と倫理と制度の設計

CAで人々の身体が拡張される未来における社会ルールと倫理規範

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人々が日常的にCAを活用する社会において守るべき権利や責任の所在、経験や技能のデータの流通と管理といった社会的な諸課題について、法学、計量社会科学、科学技術社会論など多角的な分野からの検討を通じて、CA時代の倫理と社会制度の設計を探求します。

What We Do

Project Cybernetic beingは、人とCAが共進化するCybernetic being な未来を目指します。研究開発による未来社会の探求はもちろん、コンソーシアムや研究会による課題検討の場、創造的なコミュニティ形成も実施していきます。

  • 身体共創社会推進コンソーシアム -Cybernetic being consortium-

    身体共創社会推進コンソーシアム -Cybernetic being consortium- 未来社会に向けた産学官連携コンソーシアムの設立準備中です。 現在コンソーシアムに入会いただける会員を募集しています。

Message

CAによる身体的共創を通じて誰もが
創造的に生きられる社会をデザインする

Project Cybernetic being では、人の多様な経験と多彩な技能を自在に流通・享受するCAによって、誰もが自分の可能性を拡張し、生まれ持った身体の制約を超えて自由自在に活動できる未来社会の実現を目指しています。

眼鏡やコンタクトレンズが多くの視力が弱い人を障碍から解放したように、CAを通じて、人の「Human Well-being」を阻害する様々な身体的・社会的障碍を克服し、自分とは異なる他者、あるいは人以外の存在の経験すらも自身の経験として取り入れることで、人が一生のうちに得られる人生経験の質と多様性を拡大します。

ひとりひとりの「身体」に対する概念の変化が、人と人との関わり、さらには社会全体の大きな変化を生み出し、人々の間での協調と相互理解を加速し、誰もが身体の制約を超えて自分の創造性を最大限に発揮できる社会につながることを期待しています。

Message

Kouta MINAMIZAWA 南澤 孝太 Project Manager , Professor Keio Media Design
  • Takuji NARUMI

    鳴海 拓志

    Associate Professor

    The University of Tokyo

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  • Shunichi KASAHARA

    笠原 俊一

    Researcher

    Sony Computer Science Laboratories

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  • Yoshihiro TANAKA

    田中 由浩

    Professor

    Nagoya Institute of Technology

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  • Akira FUKABORI

    深堀 昂

    CEO

    avatarin Inc.

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  • Kentaro YOSHIFUJI

    吉藤 健太朗

    CEO

    OryLab Inc.

    WEB
  • Ryota AKASAKA

    赤坂 亮太

    Associate Professor

    Osaka University ELSI Center

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