プレスキットはこちらからダウンロード可能です。
※更新情報(2023年5月2日19:00更新)
5/9日の内覧会、トークイベントの時間の変更ならびに詳細スケジュールが確定いたしました。
下記のスケジュールでの開催となります。お申し込みは下記フォームよりよろしくお願いします。
14:45-15:00 開場
15:00-16:30 内覧会
16:30-16:45 会場転換
16:45-17:00 開場
17:00-17:45 一般向け内覧会
17:45-18:00 会場転換
18:00-19:30 トークイベント
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(以下、KMD)、株式会社オリィ研究所、名古屋工業大学は、2023年5月9日(火)〜6月16日(金)の期間、サイバネティック・アバターを用いた未来の働き方の実現に向け、株式会社オリィ研究所が運営する「分身ロボットカフェ DAWN ver.β*」を舞台として、アバターロボット操作者(以下、パイロット)がサイバネティック・アバター技術を活用した新たなカフェサービスを提供する実証実験を実施します。
5週間にわたる実証実験期間中は、リアルとバーチャルを行き来する「拡張アバター接客」、複数のアバターを自在に操る「分身の分身おもてなし」、2人で力を合わせる「遠隔共創トッピング」といった3つの実験的なアバターカフェサービスを展開し、サイバネティック・アバターによって生み出される新たな働き方の可能性を検証します。
*株式会社オリィ研究所(代表取締役所長CVO: 吉藤オリィ)が運営する東京・日本橋にある常設実験店「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」(2021年6月オープン)では、ALS/SMAなどの難病や重度障害などの理由で外出困難な人々が分身ロボット(OriHime、OriHime-D)の遠隔操作者(パイロット)としてカフェサービスを提供しています。
内閣府/科学技術振興機構ムーンショット型研究開発事業・目標1「人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」における研究開発プロジェクト「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」(プロジェクトマネージャー:南澤孝太、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科・教授)では、人々の身体的経験や技能をネットワーク上で流通・共有し、障害当事者や高齢者を含む多様な人々が自在に行動し社会参加できる未来社会を目指して、身体能力の限界を突破するサイバネティック・アバター技術の研究開発と社会実装に取り組んでいます。
これまでにも、分身ロボットカフェ DAWN ver.βを舞台にパイロットがカフェ空間において複数のロボットアバターを操作し、テーブル接客をしながら配膳をするなど、複数の接客を同時に行える「複数アバター分身実験」(2022年6月)や、パイロットの共創により互いの個性や得意不得意をかけ合わせパンケーキのトッピングを行う「融合アバター共創実験」(2022年11月)などを実施してきました。
これらの取り組みに加えて、今回新たに、パイロットの個性や顧客とのコミュニケーションニーズに合わせて身体外観を変更可能なバーチャルアバターを活用した、バーチャルカフェを通した接客サービスを導入します。バーチャルアバター技術、複数並列技術、技能融合技術と、3つのサイバネティック・アバター技術を用いる事によって、パイロットの創造的な労働環境を構築すると同時に、カフェの来店客により一層充実した体験を提供するサービスの実現を目指します。
アバターロボット(写真手前)で接客中のパイロットが 背面のバーチャル環境でバーチャルアバターになって接客する様子
※今回のバーチャルカフェ環境は、メタバースプラットフォームclusterを活用し構築しています
■企画名
サイバネティックアバターで働き方はどう変わる? Cybernetic Avatar Experiment in 分身ロボットカフェ DAWN ver.β
■実証実験期間
2023年5月9日(火)〜6月16日(金) 営業時間 11:00-19:00 ※木曜定休(祝日の場合は営業致します)
■提供サービス
「拡張アバター接客」(提供日:月・水・土)
「分身の分身おもてなし」(提供日:火・金・日)
「遠隔共創トッピング」(提供日:水・日の各曜日に2枠ずつ提供)
※提供サービスによって、提供日が異なります。ご予約の際は事前に確認をお願いします。
※各種カフェサービスは下記の予約システムからご予約をお願いします。
https://dawn2021.orylab.com/#system
※提供サービス、提供日は急遽変更になる場合があります。最新の情報はウェブサイトをご確認ください。
https://dawn2021.orylab.com/
※パイロットの体調などによって、急なパイロットの変更が生じる場合があります。その際に、上記カフェサービスをご提供できず、通常の分身ロボットカフェのサービスの案内となります。予めご了承ください。
※期間中、本企画を詳しくお伝えするトークイベントなどの開催を予定しております。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
https://cybernetic-being.org/
■プレス・イベントDAY(※参加費:無料)
オープン初日の5月9日(火)には、プレス・イベントDAYとして、内覧会と申込者限定イベントを実施いたします。
2023年5月9日(火)開催:
Cybernetic Avatar Experiment in 分身ロボットカフェ DAWN ver.β プレス・イベントDAY
15:00-17:00 内覧会
17:30-19:00 トークイベント
※報道機関の方へ
内覧会の詳細・参加申し込みは、下記のフォームから申込みをお願いします。
https://forms.gle/jPrnoohspyooWBkB8
※一般の方へ
内覧会、トークイベントの詳細・参加申し込みは、下記のフォームから申込みをお願いします。
https://forms.gle/tm63n2ReXsrsyvFs5
■イベント登壇者
南澤 孝太(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科KMD 教授)
吉藤 健太朗(株式会社オリィ研究所 共同創業者 代表取締役所長 CVO)
鳴海 拓志(東京大学大学院情報理工学系研究科 准教授)
田中 由浩(名古屋工業大学大学院工学研究科 教授)他
■場所
分身ロボットカフェ DAWN ver.β
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3の1階にございます。
■主催
慶應義塾大学/慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
(ムーンショット型研究開発事業目標1「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」(Project Cybernetic being)代表機関)
株式会社オリィ研究所
国立大学法人名古屋工業大学
■プロジェクト・関係機関のご紹介
※ムーンショット型研究開発事業について
内閣府が主導する「ムーンショット型研究開発制度」は、超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的な研究開発を推進するものです。
https://www.jst.go.jp/moonshot/index.html
※Project Cybernetic beingについて
ムーンショット型研究開発事業目標1「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」研究開発プロジェクト「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発(Project Cybernetic being)」です。慶應義塾大学、東京大学、名古屋工業大学、大阪大学、明治大学などの大学や企業からなる産学連携体制で研究開発に取り組んでいます。人々が自身の能力を最大限に発揮し、多様な人々の多彩な技能や経験を共有できるサイバネティック・アバター技術の開発を通した、身体的な技能や経験を流通する社会基盤を構築します。
https://cybernetic-being.org/
※株式会社オリィ研究所について
「人類の孤独をリレーションテックで解決する」をミッションとし、遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を中心としたロボットの製造、寝たきりになっても働ける実験店「分身ロボットカフェ DAWN ver.β (ドーン バージョン ベータ)」、分身ロボットを活用した就労支援サービス「AVATAR GUILD(アバターギルド)」、分身ロボット活用にこだわらないテレワークに特化した人材紹介サービス「FLEMEE(フレミー)」の提供を行なっています。他プロダクトとしては、テレワークでの肉体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」、重度障害があっても目や指先などの僅かな動きだけでコミュニケーションを可能にする意志伝達装置「OriHime eye+Switch(オリヒメアイプラススイッチ)」など。
※「FLEMEE」「OriHime」「OriHime eye」「分身ロボットカフェ」「AVATAR GUILD」「DAWN」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。
https://orylab.com