遠隔勤務来店が可能な「分身ロボットカフェDAWN ver.β」と分身ロボットOriHimeが2021年度GOOD DESIGN GRAND AWARDを受賞しました

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2021年を象徴するデザインである「2021年度グッドデザイン大賞」において、本プロジェクトの社会共創研究グループの吉藤健太朗が代表取締役を務める株式会社オリィ研究所から「遠隔勤務来店が可能な「分身ロボットカフェDAWN ver.β」と分身ロボットOriHime」が受賞しました。

 

社会共創研究グループでは,⽣まれ持った⾝体の個⼈差に依らず、個々の能⼒を最大限に発揮し、⾝体・空間・社会的な制約を超えて活動できるCA社会の実現に向けた共創を実践しており、障碍・高齢化など様々な社会課題の当事者との共創を通じて、CAがもたらす未来の暮らし・働き・学び・楽しみを具現化しています。

 

この取り組みの1つとして、分身ロボットカフェDAWN ver.βは「すべての人に社会とつながり続ける選択肢を」をテーマに,ALSなどの難病や重度障害で外出困難な人々が分身ロボットを遠隔操作して働く常設実験カフェとなっています。このカフェでは、社会課題をテクノロジーによって克服し「動けないが働きたい」という意欲ある人々に雇用の場を提供し、ここから企業就職するというケースも生んでいます、2018年に協賛やクラウドファンディングによる支援を受けて初開催し、以降3回の期間限定開催を経て2021年6月、常設店舗を開店しました。

 

今回受賞したグッドデザイン大賞は、その年に受賞したすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、最も優れたデザインと認められるものに贈られる内閣総理大臣賞です。この賞は、その年のグッドデザイン賞審査委員、グッドデザイン賞受賞者、及び東京ミッドタウン・デザインハブで開催される「2021年度グッドデザイン賞受賞展」の一般来場者の投票により選ばれ、その年のデザインおよび社会の傾向を象徴する役割を担っています。

 

11月2日にグッドデザイン賞大賞選出会が開催され、ファイナリスト5件のデザイナーによるプレゼンテーションが実施されました。投票の結果「遠隔勤務来店が可能な「分身ロボットカフェDAWN ver.β」と分身ロボットOriHime」が今年度の大賞に輝きました。

 

 

受賞番号: 21G181534

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