
サイバネティックアバターを用いた働き方が浸透し、このような技術を通じて技能が共有される未来が想定されています。このような未来は、障害や距離を超えてあらゆる人に働く機会を提供し、技能を習得・熟練する機会が増える一方、カメラやセンサー技術によるプライバシーへの侵害や技能のデータ化と安価な共有による技能労働者の搾取等の問題が生じることが考えられます。今回のCAS研究会Specialは、米国ボストン大学のWoodraw Hartzog教授をお迎えし、このような問題に対して法的な観点から問題点とその対処法について検討します。
今回は大阪大学中之島センターでの対面会場と、オンライン会場とをご用意します。本研究会はネットワーキングも目的としているため、最後には会場全体を交えてのディスカッションも行うので、CA技術や社会にご関心のある方のご参加をお待ちしております。
CAS研究会Special
「サイバネティックアバターとワークプレイス・技能・働き方の未来」
■ 開催日時:
2025年4月22日(火)14:00-16:00
■ 開催形態:
ハイブリッド開催
対面会場/大阪大学中之島センター 5階
オンライン/Zoomウェビナー
■ 使用言語:
日本語/英語(日英同時通訳あり)
■ 参加費:
無料
■参加申込:
要事前申し込み
参加ご希望の方は、前日までに、こちら(https://forms.office.com/r/9hbiyFPWHZ)の申し込みフォームよりお申し込みください。
*定員に達した場合、早めに締め切ることがあります。ご了承ください。
■プログラム(敬称略):
13:30 開場
14:00 開会挨拶
赤坂 亮太(大阪大学 社会技術共創研究センター)
14:05 Project Cybernetic Being プロジェクト紹介
脇坂 崇平(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)
14:15 講演「the social risks of cybernetic avatars -including increased surveillance and possible loss of social capital and ability to develop relationships-(仮)」
Woodraw Hartzog ボストン大学ロースクール教授
15:00 講演「日本における労働者のプライバシー保護(Privacy Protection for Workers in Japan)」
斉藤 邦史(慶應義塾大学総合政策学部)
15:20 パネルディスカッション
15:55 閉会挨拶
16:00 閉会
■主催:
大阪大学 社会技術共創センター(ELSIセンター)
JSTムーンショット研究開発事業「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」
■ 問合せ先:
大阪大学 社会技術共創研究センター(ELSIセンター)(担当:赤坂・鈴木)
cas[at]elsi.osaka-u.ac.jp([at]を@にかえてお送りください)
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