サイバネティック・アバター(CA)技術とは、人々が自身の能力を最大限に発揮し、多様な人々の多彩な技能や経験を共有できる技術です。サイバネティック・アバターという「新しい身体」を得ることで、身体の制約を超えて誰もが自由に活動できるようになる社会が可能になります。そのような社会はどうあるべきか、また社会実装にはどのような課題があるのかについて、技術の開発段階から法的、倫理的、社会的な観点を議論する必要があります。
本研究会の第9回は、「CAと人間のコミュニケーション」と題して、CAと人とのコミュニケーションについて検討を行います。
CAを通じて人がコミュニケーションをおこなう時にどのような事象が生じるのかCybernetic Beingプロジェクトに参加する東京大学の畑田裕二助教にお話を伺った上で、倫理学の立場から人と他者として現れるCAとのコミュニケーションについて理化学研究所の水上拓哉特別研究員にお話を賜り、その後議論を行います。
本研究会はネットワーキングも目的としているため、最後には会場全体を交えてのディスカッションも行うので、CA技術や社会にご関心のある方のご参加をお待ちしております。
■開催日時:2023年12月1日(金)10:00~12:00
■ 実施形態:オンライン開催
*Zoomウェビナーを利用予定です。
*イベント前日までに、参加方法をメールにてお送りいたします。
■ 参加費:無料
■参加申込:要事前申し込み
参加ご希望の方は、前日までに、こちら(https://forms.office.com/r/kmWyTat0uM)の申し込みフォームよりお申し込みください。
*定員に達した場合、早めに締め切ることがあります。ご了承ください。
■ プログラム(敬称略):
10:00 開会・趣旨説明
赤坂 亮太(大阪大学 社会技術共創研究センター)
10:10 講演「CAを用いた社会性拡張とコミュニケーションの変容」
畑田 裕二(東京大学大学院情報学環)
10:35 講演「他者としてのロボットと人とのコミュニケーションの倫理学的考察(仮)」
水上 拓哉(理化学研究所 革新知能統合研究センター)
11:00 全体討論
畑田 裕二(東京大学大学院情報学環)
水上 拓哉(理化学研究所 革新知能統合研究センター)
赤坂 亮太(大阪大学 社会技術共創研究センター)
江間 有沙(東京大学東京カレッジ)
12:00 閉会
■主催:
東京大学未来ビジョン研究センター
大阪大学 社会技術共創センター(ELSIセンター)
JSTムーンショット研究開発事業「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」
東京大学未来ビジョン研究センター
大阪大学 社会技術共創センター(ELSIセンター)
JSTムーンショット研究開発事業「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」
■ 問合せ先:
大阪大学 社会技術共創研究センター(ELSIセンター)(担当:赤坂・馮・鈴木)
大阪大学 社会技術共創研究センター(ELSIセンター)(担当:赤坂・馮・鈴木)
cas[at]elsi.osaka-u.ac.jp([at]を@にかえてお送りください)
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本イベントに伴いフォームにてご登録いただいた個人情報については、本イベントの配信URLの提供、参加者の傾向の分析および今後の活動についての情報を提供するために取得し、この目的の限りにおいて共同主催者たるJSTムーンショット研究開発事業「身体的共創を生み出すサイバネティック・アバター技術と社会基盤の開発」、東京大学未来ビジョン研究センターとの間で共同利用する他はいかなる第三者への提供も行いません。